七面山の桜咲く

先週は桜の開花には少々早かったので、今週改めて行ってきました。
手前の桜は、寒緋(かんぴ)桜というのだそうです。先にアップした時に間違えてしまいました。
ちょうどバックの桜のある先は、小田原北条氏時代の山城の跡です。今は七面山と呼ばれ神社が建っています。
山城ですから立派な天守閣があった訳でもありません。
昔訪れた時は明確な形で空堀が残っていたのですが、今は東側(だと思います)が開発されて段差が無くなってしまい、ただの崖になってしまいました。
その城は、豊臣秀吉の小田原攻めの時に落城したそうです。
その昔に読んだガイドブックには「少し掘ると、昔は炭化した焼き米がでたもんだ」という記載がありました。
さすがに今は、もう出ないでしょうけれど…。
そんな歴史に想いを寄せて、花達をみているのも暖かい春先ならではの楽しみのひとつかもしれません。
2010.3.27 町田市三輪町(高蔵寺付近)=七面山