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うだつ

卯建
 世の中には、「うだつ」の上がらない○○○という言葉がある。

 この「うだつ」、漢字で書くと「卯建」だ。

 ここは信州・海野(うんの)宿。小諸の少し長野駅寄りにある、江戸時代の宿場町だった。
 軒先に大きく張り出しているのが、うだつである。

 消防が貧弱だった昔、隣家からのもらい火をよけるため、妻壁を張り出した。それがうだつである。
 これを作るには、それなりのお金が必要だったので、「うだつが作れないもの=うだつの上がらないもの」との意になったらしい。 

 明治時代にも続いたようで、その頃になると装飾的意図を加えた袖卯建になったと貰ったパフレットに書かれていた。

 以前に行ったときは、寂れた感じのする場所だったが、昨今、整備されて綺麗な観光地になっていた。
 観光地になると生活臭がとれてしまい、なんとなくこざっぱりとしてくるのは何処も同じ。なんとなく博物館で撮っている気分になってしまった。

 2008.10.12 長野県東御市(とみし) 海野宿

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