【月】 おぼろ月夜

花鳥風月という言葉がある。
今風に解釈するならば、自然を鑑賞し愛する心とでもなるだろうか。
花……これはそのままであろう。
鳥……これも、そのままだろう。
風……“かぜ”でもあろうか、というよりは風景と理解した方がいいだろうか。
月……これも、そのままだ。
最後の月が、写真だと難問である。
夜の自然光で中では、地表と月とは段違いの明暗比である。月だけをアップすれば、それはそっけない天体写真。
ご存知のように月は太陽の光を反射しているので、月のディテールを撮ろうとすると、日中のシャッター速度と絞りと変わりないものになる。
夜な夜なカメラを持ち出し、こんな風に撮ってみた。元々高感度域が弱いカメラなので大量のノイズは仕方がない。
ISO3200 1/6 f 5.6
こんな条件でも、撮れてしまうのはデジタルの強みでもあろうか。
2008.3 川崎市麻生区


